肌のしくみや構造

正しい肌のしくみや構造を学ぶことは、化粧品で乾燥肌対策する為に非常に役立ちます。

肌のしくみと構造

肌は私たちが考えている以上に複雑に出来ています。正しいしくみや構造を学んで、化粧品での乾燥肌対策に役立てて下さい。

肌のしくみや構造

肌の構造図

乾燥肌を正しく対策する為に、肌の構造図を紹介しています。

皆さんが思っている以上に肌の構造は複雑で、肌の重要性が非常によく判ります。

肌のバリア機能が保てないと、ウイルスやホコリなどが肌に刺激を与えて、炎症などを起こす原因になってしまいます。

肌のしくみを理解して、乾燥肌を対策すると、より効果的になります。

詳しい肌の構造

一般に、皮膚と呼ばれている部分は、表皮と真皮の2つに分かれた構造となっていて、その厚みは0.4〜1.5ミリ程度です。

表面は「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の複数の層に分かれおり、 厚みが約0.2mm程度しかありません。

肌の上層にある角質層は、顆粒層から移動してくる際に核やミトコンドリアなど細胞内の器官が無くなり、ケラチン線維だけになっています。
角質層の表面は、皮脂腺や汗腺などから分泌された皮脂(皮脂膜)に覆われておりウイルスや細菌などの増殖を抑え、感染から防ぐ役割を担っています。

顆粒層は、有棘層から移動してきた細胞が、水分を失い少しつぶれた扁平な形となって形成しています。

有棘層は、表皮の中でも最も厚い層であり、角質細胞の素となるケラチンと呼ばれるタンパク質を作りながら顆粒層に移動ていきます。

基底層は、表皮の最下層にある細胞の集まりであり、ケラチノサイト、メラノサイト(色素細胞)、ランゲルハンス細胞で構成されています。
この層で、ケラチノサイトが細胞分裂することによって、次々に新しい細胞を作り出されています。

表皮で行なわれるターンオーバー

私たちの体の細胞は、神経細胞を除いて一定のサイクルで新しい細胞に生まれ変わっています。

ターンオーバーと呼ばれるこのサイクルは、肌においても同様に存在し、約28日周期で新しい肌に生まれ変わります。

ターンオーバーは、表皮の一番下の基底層から始まります。
基底層で細胞分裂した細胞が、上の層にあるの有棘層、顆粒層へと約14日かけて押し上げられていきます。
一番上の角質層に達した細胞は、核のない「角化」の状態となっており、約14日後には垢となって剥がれ落ちます。

つまり、サイクルが乱れてターンオーバーが遅くなると、古い細胞がいつまでも肌に残って肌の様々なトラブルを引き起こす原因となってしまうのです。

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